
せっかく勇気を出して意見を述べたとしても、スルーされてしまうのは、本当に辛いですよね。
また、仕事だけではなくて、プライベートでも「何が言いたいの?」って言われてしまうと、ますます自分の殻に閉じこもってしまうかもしれません。
そうした「伝えたいことをうまく伝えられない」という悩みを持つ方におすすめしたい本がこちらになります。
この本を読んで欲しい人
- 言いたいことが伝わらないと悩んでいる方
- 何を言いたいのかわからないといわれる
- 重要な局面に差し迫っている プロポーズ、退職、面接
この記事を最後まで読むことで、
「なぜこの本をなぜオススメするのか?」
「どの様に活用すれば伝わらないという悩みを解決できるのか」
について知ることができます。
Contents
「言葉にできる」は武器になる。の感想
「言葉にできる」は武器になる。では、コピーライターとしての経験を元に「どのようにしたら伝えたい思いを相手に伝えることができるのか?」と言った伝え方を中心に解説しています。
しかし、この本は単なるちまたに溢れる伝え方のノウハウ本とは違います。
著者の本業がコピーライターということもあり、「言葉が伝わらないのは思考の輪郭がはっきりしていないからである」という明確な問題提起のもと、自分が本当に伝えたいことを明確にするための思考プロセスについても解説しています。
「どうして言いたいことがちゃんと伝わらないのかな?」
「簡単にまとめているはずなのに、理解してもらえない」
と言った悩みは、自分が伝えたいことをもっと明確に分かりやすくするだけで解決できるかもしれません。
「言葉にできる」は武器になる。の内容について
この本に書かれている言葉の中で特に印象的だったのは、「言葉になっていないということは、それだけ考えられていない」という一文。
自分が「何を伝えたいのか」「なぜ伝えたいのか」
思考の輪郭をはっきりさせないと、自分自身の言葉では伝えらないのです。
本で紹介されている思考の輪郭をはっきりさせて、伝えたいことを明確にするための思考のステップについてご紹介します。
思考を深掘りしていくステップについて
- 頭にあることを書き出す→目的:頭を空っぽにする
- 「T字型思考法」(なぜ?を繰り返す)で考えを進める→目的:抽象度をあげる
- 同じ仲間を分類する→目的:考えの整理
- 足りない箇所に気付き、埋める→目的:考えの解像度をあげる
- 時間を置いて、きちんと寝かせる→目的:一旦冷静になる
- 真逆を考える→目的:自分の先入観を捨てる
- 違う人の視点から考える→目的:自分自身を解放
この順番で自分が伝えたいことを明確にしていきます。
私自身、転職活動をしていた時にこの思考のステップを活用したので、プロセスに沿って分解して書いてみました。
1. 頭にあることを書き出す
目的:頭を空っぽにする企業について考えていること
上場企業、メーカー、独自の技術、市場シェア60%、給料が良い、技術が磨ける、海外駐在できる、あとは、自分について英語できる、上司とうまくできるか不安、コミュ障、読書、映画、海外経験、Twitterすき、情報収拾すきetc……をメモにかきました。
2. 「T字型思考法」(なぜ?を繰り返す)で考えを進める
目的:抽象度をあげるそれを抽象化するとこんな感じです。
上場企業→ジョブローテーションがある、メーカー→自分の製品に誇りがもてる、独自の技術→優位性で安定している、給料が良い→婚活市場で有利、海外駐在できる→海外での経験がキャリアを作る上でよいetc….
3. 同じ仲間を分類する
目的:考えの整理会社
上場企業→ジョブローテーションがある、メーカー→自分の製品に誇りがもてる、独自の技術→優位性で安定している自分のメリット:給料が良い→婚活市場で有利、海外駐在できる→海外での経験がキャリアを作る上でよい
4. 足りない箇所に気付き、埋める
目的:考えの解像度をあげる
会社へ提供できる自分自身の価値は?→海外経験があり、どのような国や人種であっても比較的円滑にコミュニケーションができる。情報収拾が得意なため、全世界からあらゆる競合他社の情報を集め分析できる。
5. 時間を置いて、きちんと寝かせる
目的:一旦冷静になる
一旦休み。この時は、全く違うことをする。

6. 真逆を考える
目的:自分の先入観を捨てる
文系仕事はやりたくない→管理部署であれば、マネージメントの能力を身につけることができる。英語ができるから海外駐在→国内で良い商品をつくるために切磋琢磨できる。
7. 違う人の視点から考える
目的:自分自身を解放
英語のできない友人なら→国内で広報やクリエティブな職種を希望するかな。インド人なら→インドに帰りたいからインド支社を希望するかな
この様に自分が転職活動に対して考えていることを明確にして、分解してみることで、新しい発見があったり、企業を選ぶ上での軸にもなり得ます。
「言葉にできる」は武器になる。著者の梅田 悟司さんについて
缶コーヒー「ジョージア」の「世界は誰かの仕事でできている。」
や、キリンの発泡酒「のどごし<生>」の「がんばるあなたがNo.1」など、数々のヒット広告キャンペーンを手がけてきた日本を代表するコピーライターです。
何を伝えるのか「What to say」
どう伝えるのか「How to say」
を、大切にするコピーライターだからこそ、著書の様な思考プロセスの大切さを発信しているのです。
「言葉にできる」は武器になる。書評まとめ
小手先の伝え方のノウハウではなく、自分自身の伝えたいことをもっと深掘りすることで、伝えたいことに磨きをかける。
伝えたいことに対して、自信を持つことができれば、伝え方はどの様な形でもいいのかもしれません。
「自分の言いたいことが相手に伝わらない」
という悩みを解決して、
「自分の言いたいことが相手に十分伝わる」
という状態にするためにも、まずは自分の思考や考えを磨いてみてはどうでしょうか。
