結論、Web制作を独学でも身につけることが可能です。
私自身、Web制作の仕事をクラウドワークス 経由で受注をして、副業として仕事をしています。
読者の方と同じように、副業でWeb制作は良さそうだと聞いて、ほとんど独学で学びました。
始めは挫折しそうになりましたが、粘り強くやり遂げて、今ではコンスタントに仕事を受注ができています。Web制作のスキルを習得すれば、Web制作に関わる仕事も受注可能なので、これから副業をしたいと考える人にも参考にしてもらえればと。
自分でも試した方法と考え方になりますので、今から独学でWeb制作を学びたいと考えている人にとっても再現性はあるでしょう。
この記事を最後まで読むことで、独学でWeb制作を副業にするための方法を知ることができます。
この記事を読んで欲しい人
- 独学でWeb制作の学習をしたい人
- 副業でWeb制作をしたい人
- 本当に稼ぐことができるのか不安な人
まず初めに、Web制作で副業ができるまでをステップバイステップでご紹介します。
Contents
Web制作で副業できるまでのロードマップ
簡単に各フェーズに応じてまとめてみました。図のようなステップを踏むことで、少しずつ前に進むことできます。
各ステップに応じて、詳細を説明していきます。
Step1.準備
目的と何を学ぶのかを意思決定しましょう。
Web制作を学ぶ目的は二つに分けられると思います。
- 転職
- 副業
基本的には学ぶ方法は同じですが、アプローチの仕方や目的が違ってくるので、しっかり目的を定めることが大切です。
そして、学ぶ言語を決めましょう。
HTML、 CSS 、JavaScript、WordPress
注意点として、期間は必ず決めて始めましょう。ダラダラと続けることは自分のためによくありません。
「この期間は学習をする」と心に決めて全力で立ち向かうことが大切です。
Step2.方法を決める
どのように学ぶのかを決めましょう。選択肢としては、3つあります。
- スクール:〜約60万円
- インターネット教材:〜約30万円
- 独学:〜約3万円
副業であれば、2.インターネット教材・3.独学が良いでしょう。
2.インターネット教材
- カリキュラムがあるので、学ぶ道筋に迷うことがないのが良い。
- 永久サポート無料でいつでも相談にのってもらえる教材も多い。
検討していた教材
副業でWordPress制作特化:
フロントエンジニア:
3.独学
①HTMLとCSSを学習
教材:progate→書籍→Udemy→模写
② JavaScript
教材:Udemy、書籍
デザインカンプからコーディング
③WordPress
教材:Udemy、書籍
デザインカンプからコーディング
※目的に応じて自己投資できる金額を決めることが大切です。
Step3.学習期間
3ヶ月〜6ヶ月間学習の期間に使いましょう。
サラリーマンで仕事をしながら学習をするのは、正直本当にしんどいです。上達しているかどうかわからない期間が1ヶ月あって、いざコーディングとなるとエラーが解決できず、数日経過することもあります。
ここで折れないためのコツを紹介します。
- 学習時間を決めること
- ざっくりとした日程を立てること
どうやったら自分が学習を習慣化できるのか、考えながら学習することが大切ですね。
Step4.案件獲得
副業でやるのであれば、下記の2通りがオススメです。
- クラウドソーシング
- 友人経由
直営業するという選択肢もありますが、本業がある中で企業への営業は少しリスクが高いように感じます。
単価は高くなりますが、訴訟やクレーム対応をする必要が出てくるので、極力リスクを背負わない方法をとることが最初は大切です。
続いて、Web制作を副業でするメリット・デメリットについてお伝えしていきます。稼げるというメリットだけではなく、デメリットにもしっかり目を向けて本当にできるかどうか決めましょう。
Web制作を副業でするメリット・デメリット
Web制作のスキルを身につけて副業をすることは、お金を稼げるだけではありません。
本業と関連したスキルアップも可能となります。
私が副業をするために、Web制作を独学で学んで感じた学習をするメリットとデメリットについてご紹介していきます。
【独学】Web制作を副業でするメリット
1.SNS発信や情報について感度が高くなる
プログラミングを学ぶ際、勉強仲間を作ることができるかどうかは大切な要素です。
勉強仲間を作るために手っ取り早い方法は、「自分がどのような勉強を今日やったのかをSNSで発信すること」です。
そのため、SNSの発信方法や手順、コツを自ら体験しながらスキルを身につけることが可能となります。
本業だけだと、発信すること自体に慣れていなくて、発信する内容に困ったり、見る専門になってフォローだけが増えていく現象になりがちです。
また、プログラミングを学ぶ上で欠かせないのはコーディングの効率化です。
より効率よくコーディングができるように慣れば、その分自由に使える時間を増やすことができます。また、自動で修正をしてもらえれば、無駄な工数もなくなりますので、積極的に効率化できるソフトやサービスを知っておく必要があるのです。
こう言ったインターネット上での便利なツールに対して、感度を高めておくことは、本業にも大いに役立ちます。
2.副業向きの案件がたくさんある
クラウドワークスでWordpressやLPの検索してみるとわかると思うのですが、毎日のように依頼が掲載されています。
一つ一つは3万円〜5万円ですが、隙間時間に自由に取り組める副業には十分ではないでしょうか?
依頼者もクラウドワークスのような単価の低い場所で依頼していると言うこともあり、納期だけではなく、納品基準もそこまで高いわけではないので、精神的も非常に安心してとりくむことができます。
ブログのように積み上げ式のものではないので、案件をこなさなければお金を稼ぐことはできません。
逆に言うと、案件さえ取れれば収入になるのです。
そのため、副業にするハードルは比較的低いのではないでしょうか。
3.副業として稼ぐまでの再現性が高い
副業でWeb制作を始めている人が多くなっていて、その中には月数10万円を稼ぐ強者もいるようです。
そうした人たちが多くいることで、情報取集も簡単にできて、それ通りに辿れば収入を得られるようになるのです。
ブログやSNSのノウハウは少し検索すれば出てきますが、運の要素が強かったり、マーケティングのセンスが問われていたりで、副業初心者にはハードルが高いように感じます。
一方で、Web制作の場合、スキルを習得してサイト制作がうまくできれば、あとは案件を獲得する。
と言うプロセスを踏むだけなので、上記に比べて再現性はあります。
4.Web制作以外の副業に拡大しやすい
WEB制作に関わる仕事はコーディングだけではありません。
サイトを作るためには、ロゴ制作、デザイン、ライティングは必ず必要になります。また、サイトを制作した後にも運用をするためのスキルも大切になってきます。
サイトを一つ作り上げるためには様々な要素が絡んできますし、それ一つ一つにも費用が発生しています。
こうしたスキルを自分自信が磨いたコーディングスキルと掛け合わせて提案できれば、収入源にもなり得ます。
コーディング以外にも習得可能なスキルがあることは、Web制作を副業として行う際の大きなメリットとなり得ます。
【独学】Web制作を副業でするデメリット
1.習得に時間が必要
スキルを習得するためには、3ヶ月〜6ヶ月程度の学習期間が必要です。
また、独学で学習をするともう少し時間がかかる可能性があるのは否めません。
Web制作のために必要なスキル
- HTMLとCSS
- WordPress
- PHP
初心者にとっては意外とタフな内容です。
また、途中で挫折してしまう可能性が高いので、まずは学習時間を確保して学び続けられる環境作りから始めましょう。
2.学習方法が自己流になりがち
Web制作は独学でも習得可能です。
そのため、書籍やインターネットからの情報だけで習得をしようとして、間違った情報を学んでいたり、筋道を立てずにランダムに学び続けてしまうことがあります。
自己流になることによって、学んだつもりになっていたり、習得したつもりになってしまうのは注意が必要です。
対策として確実なのは、評判の良いオンライン教材で学ぶことです。
お金を払えば、Web制作のスキルを実践レベルまで習得できる教材もあるので、始めの方は購入するのが間違いがないかもしれません。
【独学】Web制作の副業は細分化できる
企業やフリーランスにとって、Web上の顔となるのがサイトです。
そのため、きちんとしたサイトを作るためにはコーディングをするだけではなく、様々な要素が組み合わさっています。
例えば、コーディングをするまでには、コンセプト決め→ワイヤーフレーム作成→デザインと言った過程があり、その後コーディングやWordPressの構築となっています。出来上がった後も、サイトを使って営業活動するため、SEO対策やアクセス解析と言った運用も必要となっているのです。サイトを作って終わりではなく、継続して見てもらえる仕組みづくりが欠かせません。
副業として仕事の幅を広げるのであれば、サイトを作るための要素ができるようになることがオススメです。
簡単にWeb制作に必要な要素を図に表してみました。(漏れありなので、あしからず
Web制作の副業:難易度別
サラリーマンが副業としてやるのであれば、「コーディング」「ロゴデザイン」がオススメです。簡単に難易度(横軸)と単価(縦軸)に各仕事を分布してみました。
Webデザインは簡単にできると思われがちですが、プロと副業では圧倒的な差があるように思います。少し学んだだけでは、満足のいくアウトプットはできません。
それなりの経験を積んだ上で仕事を請け負うのがオススメです。(クライアントのためにも)
まとめ:Web制作の副業はその先の目的を決めて始めよう
目的を決めるとは、Web制作で副業をして何をしたいのかを決めることです。
副業が目的ではないと思われるかもしれません。具体的には、Web制作で副業をした後の先を考えてみましょうということです。
理由は、副業だけを目的にしてしまうと、Web制作である必要がなくなってしまい、学習をする必要がなくなるからです。
今までやってきた副業を振り返っても、副業として簡単に成り立つ仕事はたくさんあります。例えば、せどりやメルカリ転売、記事代行。
他の副業と比べて、Web制作は稼げるようになるまで学習期間が必要です。
Web制作を副業にして何をしたいのかというその先の目標があると、モチベーションにもつながるのでぜひ考えてみてくださいね。オススメです。